開基上人の２２年忌祥月命日

２９日は、当寺開基上田日生上人の２２年忌祥月命日に当たります。今年こそは上人の亡くなられたお寺、淡路島久遠寺へお参りをと思っていましたが、できませんでした。私が小僧時代お手伝いに伺うと、夏冬関係なく必ず鍋（水炊きか、すき焼き）をしました。そして、私の顔を見ながら大好きなビールかウイスキーの水割りをとても美味しそうに飲んでいた姿を懐かしく思い出しました。
家内がダイエットを初めて、我が家の晩御飯は、焼き肉や鍋類はほとんど消えて（我が家では、真夏でも水炊きをします）純和食のオンパレードです。（ダイエットには和食がとてもいいそうです）　家内が、今晩（２９日）暑いけど鍋（水炊き）を食べようと言い出して、晩御飯は水炊きになりました。私はよく「亡くなった方が好きだったもの（好物・肉や魚など精進にこだわらずに）を必ずお供えして供養の後、皆さんで食べてください。そして自分自身も好きだったものを、家族や子供に話しておいてください。その品物を通して故人を偲び語らい、とてもいい供養ができます。」と、話します。思い出と鍋とお酒で、すごくいい供養ができたように思っています。