住職のブログ

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2010年 8月 30日 (月)

八大竜王(はちだいりゅうおう)


八大竜王(はちだいりゅうおう)は仏法を守る守護神、法華経の行者を守る守護神として有名です。全国に八大竜王をお祀りしている寺院・神社があります。「水」と縁があるようで、私も、今までに竜神に関係のあるところでのお祓いやお参りなどでは、不思議なことに、お経の最中に「雨」が降り、まもなくすると上がります。(先代の父が、竜神様が喜ばれていると云っていました。)
八大竜王は、法華経の『序品第一』に1・「難陀(なんだ)竜王」ー歓喜、海洋の主で水天の眷属。2・「跋難陀(ばつなんだ)竜王」ー難陀の弟で大喜。3・「娑迦羅(しゃから)竜王」ー天海にあって雨を降らす。4・「和修吉(わしゅきつ)竜王」ー九頭竜で須弥山をめぐる。5・「徳叉迦(とくしゃか)竜王」ー現毒または多舌、この竜が怒って人畜を見るときその命終わるという。6・「阿那婆達多(あなばだった)竜王」ー清涼、または無熱悩、大雪山の池に住み清冷の水を出すという。7・「摩那斯(まなし)竜王」−大身、阿修羅が喜見城を攻めたとき、身を以て守護したという。8・「優鉢羅(うはら)竜王」ー清蓮華(ウハラ)の池に住むのでこの名前がついた。


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