2010年 1月 10日 (日)
家解体安全祈願
昨日、I家様方、旧家屋解体安全祈願をいたしました。もうすでに150年ぐらい経っている家らしく、何年か前より倉庫代わりに使っていたそうですが、かなり老朽が進み今回解体することになリました。長年に渡るご守護とご加護に感謝すると共に、解体工事無事成就の御祓いと祈願をいたしました。昔から『家は人と共に生きている』と云われ、人が住み手を入れていると、どんなに古い家でもしっかりしている、しかし、人が住まなくなると、その家はとたんに、傷みが進んでくる(壊れてくる)と言います。家は人と共に呼吸をして生きているのです。先代超光上人(私の父)が良く言っていました。『家を解体するときは、その家に対して充分なお経をあげ、長年に渡り雨風をしのぎ家族を守ってくれた事など・・・に深く感謝を示さないといけない。そして出来れば「三七・21日間」は、家を空けて家の気を抜かないといけない』と言っていました。近年は色々な事情で家を空けてすぐに解体することが多くなって来ました。仕方がないことかもしれませんが、できるだけ解体までに日を空けて家とその土地に対して深く感謝の気持ちを表して頂きたいと思います。
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