2009年 12月 9日 (水)
開眼 その2
前回の続き。 以前読んだ本(題名が不明です)にこのようなことが書かれてありました。全国でも有名な『カバ園長さん』とあだ名される動物園の園長さんの談話で、16歳で憧れの動物園へ就職された時、最初は「トイレ掃除」をやらされたそうです。そのトイレ掃除がとても嫌で嫌で嫌々ながらトイレ掃除をしている時、ご婦人が「このトイレとても綺麗で気持ちが良い・・・ありがたいありがたい」と言いながら出てきたそうです。その言葉にとても「ショック」を受け「自分が嫌々ながらした掃除をこんなに喜んでくれる人がいるのなら、一つ真剣に身を入れて日本一のトイレ掃除になってやろう!」と思われたそうです。そして一生懸命やると、飼育係にスーッとなれたそうです。その後、動物園の園長さんとなり『カバ園長』と云われるようになったそうです。そして、自分の『開眼の始まりだった』と言っておられたそうです。『開眼=チャンス』だと思います。そして、この開眼は形を変えて何回も私達の前に現れてきます。人生に於いてこの開眼が自分自身を大きくしていく大切な時ではないでしょうか。人生色々あります。それがこの開眼に当たるのではないでしょうか・・・。
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