2009年 12月 9日 (水)
開眼 その1
先日の、お会式法要でのご法話で、お寺にお参りされた時、御法前に奉安されている日蓮聖人さまの御尊像のお顔を拝して、又、帰られるときにお顔を拝してみて下さい。来た時と帰りの時とでは、お顔の感じがまったく違っていると思います。(ご自宅でおまつりされているご尊像も同じです。)私達が辛い時、悲しい時には、共に涙したり、励ましてくれたりと、日蓮聖人さまのお顔の表情がその時その時で変わって見えるのです。これが開眼されてる、お魂が入っているかいないかのの違いです。開眼とは、新しく作った仏像・仏画・御本尊・仏壇等にお魂を入れることを言います。よく、仏具屋で買い求めた仏像がいつの間にか仏壇の中に置かれていると云う事も有ります。これは、あまり褒められたことではありません。美術品、飾り物ではないのです。私達の信心信仰の対象です。充分注意していただきたいと思います。また、私達人間が生きていく人生にても当てはまる開眼があります。・・・(つづく)
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