2009年 9月 6日 (日)
すごろく
すごろくは、「双六」または「雙六」とも書きます。二つのサイコロを振ってそれぞれ双方の最高の数「六」を出すことのよってゲームを進める事から「双六」と書かれたようです。二種類の形の双六があったようですが、そのうちの一つの「絵双六」が現在に至っているようです。そもそもこの双六は、「仏法双六」といって、天台宗の名目(天台仏教の教義)を学僧に解りやすく教えるためのものでした。(私も学林・僧侶の学校時代に天台の名目を覚えました。ただし双六ではなく教科書です)それが転じて、「浄土双六」(地獄・餓鬼・畜生からの浄土にいたる教え)の双六や、道徳を解いたものなど色々なものが作られたようです。現代では、それがゲームの中にもあるそうです。 (くらしの仏教語豆辞典より)
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