2009年 6月 20日 (土)
甘茶が咲いた
梅雨に入ってから雨らしい雨がありません。各地で水の心配も出ているようです。そんな中、お寺の庭に5種類の梅雨の風物詩、アジサイが咲いています。そのうちの境内入り口には、白いアジサイが、玄関前には、少しアジサイとはおもむきがちがう、甘茶の花が咲いています。この花は『ユキノシタ科』で『ガクアジサイの変種』だそうです。この甘茶は当寺の先代『超光上人』が大事(なかなか大きくならないので)に育てていたもので、新本堂移転新築にあたり、旧本堂前庭から自分で移植した数本の一つです。その時、植木屋さんが「今からの時期は、植物の移植はあまりしないほうが良い」といわれ、庭木の移植を断られました。しかし旧本堂の解体と土地の整地をしなければならず、だめもとで移植をしました。お蔭でその時移植をした花木は、お寺の庭で四季折々にはなを咲かせてくれています。
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