もぐさ

２５日の『ほうらく加持祈祷法要』に使う「もぐさ」を作っています。法要当日にまに合うように準備をして、ほぼ出来上がりました。ここしばらく雨ばかりで、もぐさが湿っているので何とか法要まで天気の日が続いて欲しいです。幸い今日「梅雨明け」が発表されましたので喜んでいます。後は、２〜３日、天日で干し上げれば完成です。ところで、もぐさの作り方ご存知ですか？。私は、先代　父上人から教えて（自己流）いただきました。まず「もぐさ」のもとになるヨモギを取ってきます。地に生えた（広がった）ヨモギでなく、背丈の伸びたヨモギがよいです。（大量に作る時）４〜５日天日で干し、軸より葉を取る。その葉を乾燥させ、臼でもちつきの要領でつく。これを２〜３回ほど繰り返し、それを網で硬い軸、粉をふるい落とす。（量が少なければ手でもむと簡単にできます）するとふんわりした綿のようになります。その綿のようになったもぐさの中からさらに硬い軸などの不要なものを取り除き、最後、素手でもみあげて出来上がりです。「土用の丑ほうろく灸」に参加しませんか。体を芯から温め、終わった後体がとても気持ち良く元気になります。