2009年 10月 19日 (月)
カルピス
我が家の子供たちの大好きな飲み物に「カルピスウオーター」があります。『カルピス』は、バター・チーズ状(醍醐味)のものにカルシウムを加えたものです。仏教では、醍醐味は牛乳の精製過程で出来る味(五味)の中の最高の味をいいます。(前回10月17日ブログ)これを古代インドの言葉『サンスクリット語』で「サルピス・マンダ」といいます。
カルピス社の創業者『三島海雲』氏が太平洋戦争中、モンゴルにて瀕死の状態の時、勧められて飲んだ酸乳(牛乳を発酵させたすっぱい飲み物)のお蔭で体調を回復したそうです。それを日本に帰って、人々の健康を願って広められたことに始まるそうです。「サルピス」と「カルシウム」を合わせて『カルピス』と名づけたそうです。名づけ親は、仏教学者の渡辺海旭(かいぎょく)氏と音楽家の山田耕筰氏だそうです。ちなみに、アメリカでは、カルピスを直訳すると『牛の尿』となるそうで、『カルピス』のことを『カルピコ』と云っているそうです。
|