2009年 8月 22日 (土)
第二の脳
今、家内の妹の家族がアメリカから、帰国しています。下の子『カリナ』はもうすぐ一才になります。手当たり次第に物を取ったり、投げたり、時には口に入れたりと、まったく目を離すことが出来ません。ついつい「危ない」が頭の中をよぎり、「ダメ」が口から出てしまう。しかしこれがいけないことだそうです。幼児期の子供にとっては、とても大切なことだそうだ。手を動かすには、脳の広範囲(頭の中の脳細胞全部)を使わなければならないそうで、幼児期の手の動作は、物を持つ、触る、投げる等による変化(音がする、光る、転がる・・・)を楽しみ、そこから発生する物とかかわりあう楽しみを学び、知恵や探究心を芽生えさせ、脳を活性化させる。手を使うことは、脳を使うことになるそうです。そこで、手は『第二の脳』と云われるのだそうです。そういえば、紐が結べない、りんごの皮がむけない、はしで豆などの小さな物がつかめない子供が増えているそうですが、子供だけではなく、大人も考える必要があるようです。手、指先をおおいに使いましょう。(大分合同新聞6月3日 教育を考える より)
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