2009年 7月 12日 (日)
もぐさ作り
19日(日)土用の丑の日に奉修いたします法楽加持祈祷法要「焙烙灸(ほうろくきゅう)」に使用する、もぐさ作りをしています。市販のもぐさは、肌に直接付けるのできめが細かいのですが、当寺で使用するもぐさは、焙烙(素焼きの陶板・昔はこれで豆を炒っていました。)の中で火をつけるので、少し粗いのが特徴です。作り方は、父から教えてもらったと云うか、見て覚えたと云うか、何とか毎年それなりに出来上がっています。まず、ヨモギの葉を採ってきて(ここ何年かは、総代さんが取って来てくれているので、とても助かっています)何日か干して乾燥させます。次に、それを臼と杵を使ってつき、金網でふるい、乾燥させる。これを3〜4回繰り返して完成します。後は当日の出番まちです。多くの方のご来寺をおまちしております。
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