住職のブログ

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2013年 8月 25日 (日)

供養


仏教用語で「供養(くよう)」するという言葉をよく聞きます。
一般には、故人や先祖の尊霊に対し物を供えて回向する事を云います。
「供養」とは、サンスクリット語で「プージャナー」と云い、本来「崇拝する」「尊敬する」と云う意味で、それに対して、食物をはじめ、衣類等の色々な品々を捧げる事「進供資養」の意味で、「佛(ぶつ)法(ほう)僧(そう)」の三宝(さんぼう)に捧げることです。何時しか、三宝に水・華・香・灯を供えるとなり、今日の供養の仕方となったそうです。
寺院などに装飾などをする敬供養、読経などの行供養、飲食衣服などの利供養と云われるものや、故人のことを語らう事供養、個々の品そのもの(フグや魚・牛鳥などの動物・人形・針・・・その他)を供養するなど多種多様の供養の仕方があります。故人や先祖、そのもものお蔭で今の自分や家族がある事などに深く感謝して、手を合わせることです。
特に、生き物で生計を立てている方は、年一回はそのももの供養をされることを私は是非お勧めいたします。


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