２１日間供養満願

今年度の人形供養も先日無事二十一日間の供養が終わりました。
先月１３日に御宝前まえに奉安して、最初の一週間人形本体への供養法味を上げ、施主の方々のご持参された人形や諸品々に宿る（集まる）思い・念・有無両縁の諸精霊・因縁霊・・・などの浄化と成仏祈り、それぞれのお魂抜き（閉眼供養）の後、お焚き上げいたしました。
その後、二週間卒塔婆での供養法味を上げ、合計　三七（さんひち）二十一日間のお供養をいたしました。俗に云う願かけ二十一日の反対、二十一日間の願ほどきです。お塔婆は今年のお盆の送り火でお焚き上げいたします。
人形は、人のかたちをしています。昔から、人に代わり「厄除け・災い除け・大難よけ・・・」等々の多くの身代わりとなっていると云われています。
ぞの分、人形がそれらを背負っている訳ですから簡単にゴミとして出すわけにはいかないと思います。丁寧に丁寧に心を込めて最後を送ってあげたいものです。その為の供養がこの『人形供養法要』です。