住職のブログ

<< 2024年5月 >>
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
<< 仏教用語の記事 >>
2012年 3月 5日 (月)

お釈迦様の説法 その3


般若時の説法とは
59歳から72歳までの14年間(22年間の説あり)で説法された教えで般若経・・・・・三論宗(南都六宗の一派)

法華涅槃の説法とは
73歳から80歳までの8年間で説法された教えで法華経と涅槃経(一日一夜)・・・・・・ 天台宗 法華系日蓮門下各宗

※ 教義の上から仏教の教えを、本地(ほんち)と迹中(しゃくちゅう)と分け、迹中は外典・外道・小乗(阿含)・権大乗(方等 般若 華厳)・実大乗(法華)で五時説法の諸宗各派に分かれます。 
大乗の法華経には、迹門法華経(天台宗)と本門法華経(法華系日蓮門下各宗)があります。
本地とは、本門法華経で私の宗派 法華宗本門流です。
お釈迦様が、私達衆生に本来説き表したかった教えで、それまでの教えはすべてこの本地本門法華経の胎内に収まります。よってこの法華経(本地本門法華経)こそが『諸経中の王』とも『法華最大一』とも云われるのです。
特に、法華経の教義は大変難しく、多種多様の議論がされています。今回は、ごく一般的(仏教通念上)な表現にとどめています。


<< >>






RSS

Ringworld
RingBlog v3.25