住職のブログ

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2012年 3月 3日 (土)

お釈迦様の説法(五時説法)


お釈迦様が30歳で成道(悟りを開かれた)の後、50年近くにわたり仏法の教えを説かれました。この教えが一切経と云われ、釈尊一代五時説法と云われる教えです。
五時とは、華厳時(けごんじ)21日間、阿含時(あごんじ)12年間、方等時(ほうとうじ)16年間、般若時(はんにゃじ)14年間、法華涅槃時(ほっけねはんじ)8年間といわれます。
悟りを開かれてすぐの教えは、大衆にはまるで理解されず、このことを経典には『アの如しウの如し』(ちんぷんかんぷんだった)と示されています。
お釈迦様は改めて、相手に合せて説く方法すなわち、現代での教育、幼稚園の教え、小学校の教え、中学の教え、高校の教え、大学の教え、社会人の教えと云うように、それぞれにあった教えをひもといてゆき、お釈迦様が本当に導き説き表したかった教え『法華経』を最後に説き表したのです。
この教えはお釈迦様がこの世に出生の本懐『甚深微妙の宇宙の真理』を説き表し、特に2000年後の末法の時代(現代)には、この教え以外ないと説かれたものです。そして、この法華経は『諸経中の王』とも『法華最第一』とも云われています。
             (参考 法華宗唱信行のしおり・本地会出版)


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