住職のブログ

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2011年 12月 22日 (木)

お札作り開始


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2月初め開催予定の『厄除け大祭 星まつり』で祈願に使いますお札『家内安全・個人用祈願札・車守り等々・・・』のお札作りを始めました。
私のお寺では、この大祭に使用するお札やお守りの内符(お守り袋内に納めるお守り)など、ほとんどが手作り・手書きで、一体一体に心を込めて作り上げています。
お札の制作には、台紙→ご本尊→祈願・祈念紙→羽織→金帯などのいくつかの工程があり、一体完成するまでにかなりの時間がかかります。業者に依頼すればすぐに出来上がり、そのまま箱から取り出して祈願すれば簡単ですが、当寺で御祈願される方々一年間の無事息災などを祈念するにあたり、心を込めて少しでも多くのお経をあげ(制作中はお題目を上げています)諸事祈願成就を願い手作りで仕上げています。
お守り・お札の有効期間(表現が少しおかしいですが)特別な場合を除いて基本は一年間です。それは、祈願される方の生年月日その時の歳をもって祈願する為です。また、お札・お守りなどをお祀りすると一年間で色あせたり、汚れたり、ぼろぼろになったりします。それだけ災いを避けてくれたり、ご守護頂いた事になります。時々、お札やお守りを汚れたらいけないとビニール袋やラップで包んでいる方がいますが、これは止めて下さいご守護いただけません。(最初からラミネート等の加工をしているのは別です。個人でしたものはダメです)初詣などで求めた熊手などのビニールは、自宅や会社のお祀りするところで必ず取り外してください。そのままだと全くご守護いただけません。それこそ汚れて初めてご守護になるからです。そして必ず一年後にお礼を込めて返納して下さい。


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