住職のブログ

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2011年 10月 23日 (日)

来年のこと・・・


『来年の事を云えば鬼が笑う』と云う故事があります。これは、未来のことは前もって知る事ができない。わからない。遠い将来の事は分からない、あてにならないということだそうです。
私達は、今の今、数分後、数秒後の事さえまったくわからないのです。まして来年の事さえ、しかし、数秒後 数分後に向かって歩いているのです。歩かなければならないのです。そこには大きな壁が立ちはだかり、次々と試練が押し寄せ、挫折を味わい、二度と立ち上がれないようになることも度々です。でも、私達人間はそれを乗り越える力を潜在的に持っているのです。それを引き出す力添え(チャンス・アドバイス・感謝・守護・ご加護など・・・)を戴くのです。ただ、それをキャッチするアンテナが十分働かないことがあるのです。このアンテナをしっかりすることがとても大切なのです。そうすれば、大きな夢や希望 願い、それを叶える事が出来るのです。おのずと明日が未来が開けてくると思います。もしかすると鬼が笑わず後押しをしてくれるかも・・・。
ちなみに、この故事には前句があるそうで『人の命は明日おも知らず』だそうです。(森の余白より参考  江島其碩「寛濶役者片気」上巻の文中)


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