住職のブログ

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2011年 7月 1日 (金)


東日本大震災から早いもので4か月近くになります。被災地の皆さんの努力、各地からの色々な支援や援助、ボランティア活動などの協力をいただき日本中・世界中の皆さんが一日も早い復興を願っています。
そんな中、よく目・耳にする言葉『絆・きずな』があります。
今日、宗門から届いた『法華宗新報』にも絆について書かれてありました。
絆とは、もともと牛や馬などの家畜を繋ぎ止めておく綱のことで、今日では、家族や人と人を結びつける、親子の絆・夫婦の絆・縁ある人々との絆、離れがたき愛情・思いの意味合いのように使われています。
今回の大震災の報道でその姿を目にした事と思います。また、その大切さ重みを深く感じました。
ところでこの絆、ずいぶん昔に聞いたことがあります。「糸偏に半分と書いて絆と読みます・・・」と、パソコンで調べてみると、昭和56年「ダークダックス」の名曲『絆』でテレビのCMソングにもなったそうです。
「♪糸へんに半分と書いて絆と読みます。糸を結び合うからからです。糸の太さは人それぞれ、顔の違いと同じです・・・」と、二番は「♪にんべんに半分と書いて伴うと読みます。人はみな半人前が二人道連れだからです。一人ができることといえば、互いにたかが知れています・・・」と、とてもいい曲です。機会があれば、ぜひ聞いてみて下さい。
私達は、一人では生きていけません。お互い思いやり助け合い、手を取り合って生きていかなければいけません。今回の大震災で命の大切さ、人の情け・・・、多くの事を学びました。
その学んだ多くの事を子供たちに伝えることが大人の役目だと思います。


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