2010年 10月 10日 (日)
S家永代納骨法要
茶話会がご縁で、当寺でお葬式をお勤めされましたS様、お父さんのご遺骨を月命日にあたる今日、当寺の『永代供養塔』に、ご家族の皆さんがお揃いになって納骨いたしました。金襴で包まれたご遺骨(骨壺)を新たに作りました納骨箱に納め、本堂にて一座供養のお経を上げ、その後供養塔に座を移し、納骨式をいたしました。息子さんの手で供養塔の中にご遺骨を納めて頂き、法名の彫ったプレートは、お母さんの手で法名版に納めて頂きました。お母さんは、「毎月10日には、お寺とご主人のご遺骨の納めている供養塔に必ずお参りします。」と言っていました。当寺でのお葬式、今回の納骨式をご家族の皆様にとても喜んでいただきました。私も出来る限り心を込めて勤めさせていただきました。お葬式を務めた後から、「とてもいい葬式でした。ありがとううございました。」と家族や親戚、会葬者の方から感謝の言葉を頂いた時など私自身もありがたく思います。生きている人間が喜んでいるのですから、亡くなられた方はそれ以上に喜んでいてくれていると思っています。
納骨箱は骨壺を納めても長年結露等が発生せず、骨壺内に水が溜まることが全くありません。また、箱の外には、法名・没月日・俗名・施主名が彫りこまれていますので、将来に亘りどなたの遺骨か、施主が誰かなどがわかるようになっています。
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