住職のブログ

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2010年 6月 22日 (火)

下天(げてん)


昨日の「人間50年 下天の内に・・・」の下天とは、仏教で説くところ、人間の輪廻の世界「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上」の六道(六道輪廻)の天上界にあたり、その天上界は「六欲天・色界・無色界」に別れているそうです。更にその中の「六欲天」の中の最下位に属するそうです。ちなみに天界の最上位は「有頂天」です。(人間調子に乗って舞い上がってしまう事を有頂天になると言います)この下天は、四天王とその一族が住するそうで、下天の住人の寿命は500歳で一昼夜が人間界の50年にあたるそうです。次の第2・忉利(とうり)天は、人間界の100年を一昼夜として1000歳の寿命。第3天・夜摩(やま)天は人間界の一昼夜を200歳として2000歳。第4天・兜卒(とそつ)天は人間界400年を一昼夜として4000歳。第5天・化楽(けらく)天は、人間界800歳を一昼夜として8000歳。他化自在(たけじざい)天は、人間の1600歳を一昼夜として1万6千歳だそうです。人間の一生は本当に短いものですね。日々精進・日々努力を怠らず歩みたいものです。(参・ウェブ 825六欲天より)


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