住職のブログ

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2010年 1月 25日 (月)

叱ると怒る


いつの時代も親は子供を「叱る・怒る」そして、叱り・怒られ育った子供が、立派な大人となっていきます。私の父親は、あまり叱ったり・怒ったりしたことが無かったように記憶していますが、一度だけとても叱られて、夜、裏山(墓地)の大きな松の木に縛られたことがあります。(今の時代では、それこそ体罰・子供の虐待と騒がれることでしょう。)   そして今、私も親となり三人の子供をよく(一日中?)叱り・怒っています。子供にとっては、大変な迷惑でしょう。 今日の『大分合同新聞(デスク日記)』に「子供を叱る」=思いやり の記事を読みました。「叱るとはいましめる」こと「怒るとは腹を立てる」こと、つまり「子供を叱る」とは「子供を教え諭す」ことであり、そこには、正しい行いを教えようとする親の思いやりがある。「子供を怒る」とは思い道りにならない子供に、ただ腹を立てているだけで、単なるいらだちにすぎない、と書いてありました。家内は、子供を叱った後、泣いている子供を、必ず膝に抱き『なんで叱られたかわかる?』と、やさしく諭しています。「怒る」ではなく「叱り諭す」ことのできる親になりたいものです。


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