住職のブログ

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2009年 11月 3日 (火)

ケサエ様一周忌


遠く宮崎県や大阪市より親族の方々の多くのお参りをいただき、故・ケサエ様の一周忌をお寺でいたしました。近年簡素化(家族だけ・身の回りの人だけ)されてきたご法事が多い中で、多人数のご法事でした。故人をはじめ、先祖の供養にあたり色々な意味で簡素化が進んでいます。それは悪いことではないと思います。しかし、簡素化のあまり供養の大切さ、本来の意味、そういう事を忘れてはいけないと思います。父母、祖父母・・・の先祖があって始めて今の自分が、回りの家族があるわけです。また、そこには絶えず生き続けている命と魂がある訳です。そして法事や供養は、お坊さんだけがお経をあげて、施主や参席の方は後ろで座っているだけでいいのではいけないと思います。当寺は、ご法事に当たって、参席の皆さん(宗旨宗派に関係なく)にお経本を渡して、故人・先祖供養を私と共にお経をあげていただいています。これはとても大切なことですし、参席の皆さん自身もご法事・供養を心から勤めさせていただけたと思うことが出来ると思います。これは、三種の供養の内の敬(けい)供養、行(ぎょう)供養にあたります。


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