住職のブログ

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2009年 10月 25日 (日)

百の命


小学校一年生の次男に突然「ぼく、百の命があるんだ。だから命を大切にしないといけないんだ!」と云われました。詳しく話を聞くと、学校の担任の先生が命の大切さをお話してくれたようで、子供の頭の中にかなりの印象として残ったようです。最近、法事の席で、私達の今日あるのは両親有ってこそ、そしてその両親にまた親がある・・・(5月23日ブログ 六親眷属 参考)とお話します。子供はこれと似た話を、百人の親によって今の自分が生きているのだから、私達は百の命を持ているのだと聞いたようです。大人が、もっともっとこのようなお話をしていかなければ、いけないのではないでしょうか。私の子供の頃は、学校の授業の中で確か『道徳』の時間が有ったようです。このようの時間や、大人自身が『道徳』、人としての基本である生き方を、今一度勉強する必要があると思います。一方的な個人主義(利己主義・自分だけが良ければ他人はどうでも良い)では世の中がいずれ、上手く動かないようになるのではないでしょうか?。お寺さんのご法話の席、知識人の方々の講演会など、機会があれば是非参加されて見てはいかがでしょう。必ず良いことが有ると思います。


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