住職のブログ

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2009年 8月 21日 (金)

香典


お通夜やお葬式、ご法事の包みの表書きを、どのように書いたらいいのかと聞かれます。宗旨宗派によっても違いが有り、当日、通夜、告別式、でも違いがあるそうです。普通、「御霊前」「御香典」「ご仏前」を使い分けているようです。最近は、告別式(お葬式)に出席できない方(仕事の関係とかで)もおられ、御香典を持って、お悔やみにうかがう方もおられるようです。私の所では、亡くなってすぐは「なき見舞い」とか「お見舞い」と書いて持って行くようです。地域によっても違いが有るみたいです。
香典(香奠)とは、人の死にさいし、遺族へ送る金銭で遺族の負担を少しでも軽くしようとする意味合いがあるそうです。「亡くなられた人は、香を食(じき)となす」といわれ、死者の霊前に香をすすめるならわしから、香奠の『奠』は(すすむる)の意味で霊前にすすむる香薫物を意味し、『典』は買い取る意味で、霊前にすすむる香の代物だそうです。(仏教いわく因縁辞典より)


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