住職のブログ

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2016年 12月 26日 (月)

一人旅


皆さん「初めてのお使い」ではありませんが、生まれて初めて高校生ぐらいまでに親元を離れて、一人で泊りがけの旅行などに行ったことがありますか。
私は、確か?中学1年生の時、寝台夜行列車『彗星』に乗り、少し長い期間でしたが大阪に行ったことがあります。
その時、翌朝5時か6時ごろ岡山か姫路で地震によって列車が臨時停止し2〜3時間、ホームで止まりました。今のように携帯電話もない時代で駅のホームにある赤電話で家に電話したこと・その時の心細く寂しい思いを今でも覚えています。確か、終点の大阪駅16番ホームに着いて、誰もいなくなったホームで立っている時、私の名前を呼びながら、駆け寄ってくる女性(迎え)の笑顔を今でも忘れられません。今となっては、とてもいい経験になっています。この一人旅で、私の趣味の一つ、旧国鉄、今のJRの時刻表を見て日本中の路線名やそこを走っている列車名を覚えました。
最近は、車中心の生活になり、時刻表を見ることもなくなりました。
実は今、冬休みを使って、二人の息子が初めて二人だけで泊りがけの旅行に行っています。この旅行の為に、何ヶ月も前から、こずかいやお手伝い(お寺や家の仕事をして)のお駄賃をためて楽しみにしていました。
二人で力を合わせて、お互いを思いやりとてもいい経験の最中だと思います。「一人旅・兄弟旅」を、子どもに経験せるのが私の夢の一つでもありました。


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