演説

今日は「参議院選挙」でしたが、大切な一票どうされましたか？私は夕方、家内と二人で投票に行ってきました。前回か前々回でしたか、出口調査を初体験しましたが、今回は残念ながらそれはありませんでした。
ところで、この選挙に付き物の「街頭演説・選挙演説」ですが、これは、大衆の前にて自分の主義主張を説き聞かせることですが、もともとは仏教用語で「仏の真実の教えを大衆の皆に説き顕し悟らしめる為に演説したもう」とあります。
また、昔聞いた話ですが『学問のすゝめ』で有名な福沢諭吉氏が、「演説とは英語で『スピ―チ』といい、大勢の前で自分の思うところを述べる、新しき時代が来る。」と云われたそうです。そして自身が建てた慶応義塾大学に学生がスピーチできる講堂を作られたと聞いたことがあります。
私は、大阪での小僧時代に、法要で本堂一杯に集まった檀信徒の皆さんの前で５分・１０分・１５分と師匠から話（法話・説法）をしなさいと、月に数回させられたものでした。実は私自身、子供の時から「赤面症」と人前でうまく話ができない性格でしたが、今ではいつまで話しをしているのか・・・、となってしまいました。
昔、祖父に、坊主は、人の心を打つお経が読めて、感動を与えられる説法ができてやっと一人前と云われましたが、・・・まだまだです。