住職のブログ

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2015年 9月 17日 (木)

子どもからの質問


漢字を使いとても面白い笑をつかみ人気者になっている『厚切りジェイソン』さんや、漢字の意味、成り立ちなどを分かりやすく解き「なるほど!」とテレビの前の視聴者をうならせる『ゴルゴ松本』さんがいます。
私は以前からこの手を使い「人・徳・隆・天・幸・墓・親など」お寺の法要や、ご法事の席での法話に長年使っていたので(笑いはありませんが)登録・・・していれば?と思っています。
実は、昨夜次男から、お父さん、なぜ?、親を切って『親切 しんせつ』と言うのとの質問、今まで当たり前に思っていた『親切』の説明に、残念ながら言葉が出ませんでした。そこに、間を入れず家内がパソコンを開き即答、親の面目は何とかなりました。
この『親切』の「親」とは『語源由来辞典』によると、親は親しい人 身近に接する、切るは刃物がじかに当たって肌身に応えるという意味で、身近である、行き届くと言う意味、つまり身近にいて、ぴったりとくっついている人と言う意味で、相手の身になり思いやりをもってするの意味になったそうです。
私は、この親と言う字の話をする時、親とは高い木の上に立って、常に子どもの姿を見守り、道を誤ったり、本当に困った時、助けを求めた時に始めて手を差し伸べるものとお話します。
諺に『負うた子に教えられ・・・』と言われますが、常日頃が勉強とつくづく我が子に教えられた感じで、やっとブログを書けたようです。


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