2011年 12月 3日 (土)
三色餅
お会式法要にお供えする重ね餅、ほとんどのお寺様は紅白の重ね餅ですが、当寺は、お寺創立以来「紅白緑(うす緑)」の三色の三段重ね餅をお供えしています。開基(お寺を建立した)上田日生上人が朝鮮(現 大韓民国)本能寺別院の住職をしていた時からの流れだそうです。
詳しい意味は解りませんが、ひな祭りの菱餅と同じ意味合いだと思います。
白は人を表し、紅は太陽を表し、緑は大地を現すと、また、紅白は祝いを緑は厄除け・災い除けを表すとも、更には、三色は神仏が喜ぶ色でそれを供えるとも云われているそうです。
今年の緑(うす緑)は初めての試みですが、ヨモギを入れて作ってみました。ほのかにヨモギの風味が口の中に広がりとても美味しくいただきました。来年からはヨモギで決まりです・・・。
参拝者の皆様にご家族で食べて頂くよう、お供えしていた三色三段重ね平餅と三段重ね大餅を法要後切り分け持って帰っていただきました。
|