2011年 11月 4日 (金)
知覧 その2
『知覧特攻平和館』で、偶然、自衛隊員約150名ぐらい(20歳なかばの方々だと思います)の幹部候補生の方々と対面いたしました。かなり緊張した面持で『特攻平和観音堂』で整列・献花・黙とうされ『平和会館』の視聴覚室内で戦争当時の話を聞かれていたようでした。まだ、当時17歳から20歳ぐらいの方々が『神風特別攻撃隊』として、お国の為とはいえ『死』を目の前にされたその様子がどのように映ったのでしょうか。 私はただただ頭が下がる思いで言葉が出ませんでした。
『平和観音堂』では、お経を唱えさせていただき、今日の平和を戴いていることに深く感謝をいたしました。
その横にある『三角兵舎』では、出撃前夜をどのように過ごしたのか、計り知れず、兵舎内で足のすくむ気持ちでした。
当日、小学生から二十歳代の若い方、中年の夫婦ずれ、高齢の方、紋付を着られた老婦人(たぶん遺族の方と思います)若い外国人夫婦(映像の前で涙流していました)とても多くの方々が来られていました。それぞれの年齢によって受け止め方が違うと思います。ただ、今日の日本の平和は太平洋戦争での多くの方々の命の上に成り立っていることを忘れてはいけないと思います。
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