2011年 8月 9日 (火)
遺言の17頭のラクダ その2
現れた白髪の老人は、困っている3人の兄弟の話を聞いて自分の連れていたラクダを貸すから仲良く遺産の分配をしてすんだら返してくれと言った。
17頭+1頭=18頭
18頭÷2=9頭・・・長男の遺産分
18頭÷3=6頭・・・次男の遺産分
18頭÷9=2頭・・・三男の遺産分
18頭ー9頭ー6頭ー2頭=1頭・・・白髪の老人のラクダ
老人のおかげで17頭のラクダを遺言通りに兄弟仲良く分けることができ、老人は自分のラクダを連れて立ち去ったそうです。
私の大の苦手算数・数学、特に分数は・・・。
この問題は、通分をもとに全体を1と考えるそうです。
ところで、この文を書かれた中條さんは、遺産相続等で同じ血肉を分けた兄弟でもめることが無いよう『追考を本として報恩のつとめをなす』の心をもって仲良く話し合い、父母祖先の満足を先としたいもの。さすれば自然と己が満足も得られること必定なのです。と結ばれています。
今日、我が命があるのは、父母先祖がおられたからこそです。そのことを感謝しなけれいけません。今月はお盆、感謝のお供養を。
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