2011年 8月 8日 (月)
遺言の17頭のラクダ その1
ある一人のアラビア人が、長男に財産の二分の一、次男に三分の一、三男に九分の一を分けるように遺言して亡くなりました。このアラビア人には17頭のラクダしかなく、3人は遺言通りに分けられず、困っていました。
長男 17頭÷2・・・8頭あまり1
8頭では損をするといって残りの1頭を切る訳にいかない、割り切れない
次男 17頭÷3・・・ 割り切れない
三男 17頭÷9・・・ 割り切れない
分けろと言っても分けることができない。
と、云う話が『事にふれ折りにつけて』(中條暁存 著)にかかれてありました。
子供が「お父さんがお話ししていたのと同じラクダの計算が出ているよ!」と言ってきました。実はこれと同じ話が、子供の算数の辞典の分数のところに出ていました。頭数が違いますが、以前から子供の分数計算に使われている話のようです。
ところで、皆さんはどのように解決されますか?。
話の続きは、困っている3人の兄弟のところに、どこからともなく白髪の老人がラクダを連れてきて・・・。
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