住職のブログ

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2011年 3月 17日 (木)

メガネ


今日、修理(レンズ交換)に出していたメガネが1週間ぶりに出来上がり手元に戻ってきました。メガネの有り難さをつくづく感じた今日でした。
お年寄りの方が、足が悪い、腕が悪い、体のあちらこちらが悪くてどうにもならない、昔みたいに元気になりたいと話されます。私は、もう何十年使ってきた体、無理をしてきた体です。なかなか元のようにはならないと思います。
自動車や機械ならば悪いところを見つけて修理したり取り替えたり元のようにする事もできますが、いくら医学が進んでも、まさか人間の頭や体の悪いところをそのまま据えかえる(現在、人工臓器などの開発がとても進んでいますが、まだほんの一部にしかすぎません)訳にはいきません。そうすると、今の悪いところを「ダマシ・ダマシ」仲良くやって行くことが一番ではないですか?! 昔は、無病息災と言っていましたが、私は、一病かニ病息災で少しでも早目に悪いところを見つけてそれを治療するか、それ以上悪くしないように努力しないといけないとお話しします。それが、この世に命をいただき、生身の体をいただいた私たちの勤めではないでしょうか とお話しします。
メガネをかけ始めてもう数年(老眼です)今回、3回目のメガネの交換、字が見えない、物がはっきり見えない、食べ物が美味しく見えない(味は抜群!!なのに・・・)等々本当に困りました。メガネがある有り難さ、そして見える有り難さを痛感いたしました。大袈裟かもしれませんが、メガネを発明した方に感謝します。


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