2011年 1月 25日 (火)
梅の花が咲きました
御宝前の正月用にお供えした(花立に生けた)お花、松竹梅の梅の木の蕾が10日ほど前よりふくらみはじめ、今は五分咲きです。まだ外の梅の木は硬い蕾のままで少しも膨らんでいません。やはり家の中の温かさの影響でしょうか。
実は、数年前、やはり正月用のお花で立てていたお花の一つ「南天の木」をダメ元でさし木をしましたところそれが上手くつき今では、植木鉢の中で何回か枯れそうな事があり、大きくはなっていませんが育っています。南天の生命力に驚きました。
南天は、難を転ずると云われ、災いを除き福を呼び込むとも云われています。また南天の葉は毒消しの役目がある(お祝い赤飯に飾りに入っている)と云われています。聞いた話ですが(ホントかウソか?)昔、毒を盛られたた侍が厠(トイレ)に行ってトイレの横にある南天の葉っぱを食べて戻し、毒を口から出し(解毒作用か?)命を拾ったという話があるそうです。それで今でも南天がトイレの横に植えられている。また、トイレの不浄を南天の毒消しでもって浄化してもらうと云う意味もあるそうです。南天の葉を『家祈祷』や『お祓い』で使うこともあります。
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