2010年 9月 20日 (月)
彼岸花に薬効あり?
彼岸花の球根には「毒」の成分が含まれています。民間療法の一つで、この球根には、足の「むくみ」や「膝に溜まった水」を取り除く薬効が有るとも云われてもいます。最近はほとんど見かけませんが、以前、春先になると田んぼの畔や土手などで彼岸花の球根を掘っている方を見かけました。その時父に聞いたら、この球根をよく洗い、磨り潰して足の土踏まずのところに貼る(塗り付ける)と好いと言っていたように思います。私は、実際にやったことがありませんので本当に効くかどうかは判りません。ただ「毒」の成分があるので「要・要注意」が必要です。私の父は、このような民間療法の知識に非常に詳しい人でした。彼岸花の話とは違いますが、足をねんざした時に、里芋を皮のまま真っ黒に焼き、その皮をむき磨り潰して、同量の小麦粉と混ぜてそれをガーゼに塗り痛めた患部に張り付ける、不思議と翌日には治っていたように覚えています。医学の進歩している現在では、不要なものかもしれませんが、今思うと、父からこのような色々な知恵をもっともっと習っていれば良かったと思い残念です。
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