住職のブログ

<< 2024年12月 >>
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
<< 雑記の記事 >>
2009年 8月 20日 (木)

朝日新聞


IMG_0183.jpg
日本三大新聞の『朝日新聞』を知らない人はいないと思います。私も先日まで朝日新聞を購読していました。今は地元紙『大分合同新聞』です。私も先日まで知らなかった(気がつかなかった)のですが、『朝日新聞』一面の題字を見て下さい。漢字の字画が違うのがあります。昨日のブログの続きになりますが、一画多いのです。それは新聞の『新』の字で、普通は偏の部分が『立』と『木』とでできています。その『木』の部分が、横一字が増えて『未』になっています。まさか?『朝日新聞』が何年もの間、印刷(書き)間違えている訳がありません。『新』とは、先ほどの『立(辛)』と『木』と『斤』とから成りたって『辛』は把手(とって)のついた大きな針の象形文字で『斤』は、斧の象形文字です。昔はこの横一文字多い『新』の字を使っていた事もあったそうです。『朝日新聞』のこの文字は中国・唐の四大書家の一人、『欧陽詢(おうようじゅん)』が書いた石碑の拓本の文字をデザインしたそうです。(北島廣敏著 日本語の雑学より)
ちなみに、新とは木を伐採することで、斤(斧 おの)と木を書くそうです。この「新」に草冠をつけると薪(たきぎ・まき)になります。


<< >>






RSS

Ringworld
RingBlog v3.25