いら蒸し

とにかく蒸し暑いお盆です。というか蒸し暑い８月です。お盆回りもあと２日です。ふだんラフな格好ですので、お盆のこの蒸し暑さの中、法衣姿（肌着を含めて私は４枚、子供は３枚着ています）は結構厳しいです。汗を拭きながらの毎日、お寺に帰ると白衣はビッショリで、さっそく洗濯です。その洗濯が終わると、家内が暑い中、これまた汗をかきながらのアイロンかけです。翌日、アイロンのかかった白衣を着て気持ちよく、お参りに行けます。当たり前の事ですがありがたです。
ところでこの蒸し暑さのことを、私は、はじめて知ったのですが（大分合同新聞８月１１日　日本気象協会）『８月のいら蒸し』とか『あぶら照り』あるいは『じょく暑』と言うそうです。日本が開国した明治のはじめ、欧米人が日本に来てこの蒸し暑さに耐え切れず、それを避けるために、軽井沢や箱根が開けたそうです。私も何処かに避暑に行きたいものです。（もちろん家内と・・・。）