住職のブログ

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2017年 12月 12日 (火)

急須の蓋の穴


お茶を入れる時の『なぜ』に、急須の蓋に穴が開いている訳を皆さんご存知でしたか?私も先日までまったく知りませんでした。
聞いた話では、急須にお茶葉を入れて適温のお湯を入れ、蓋をします。蓋をして、少し待ちます。その待つ間に急須の中に入っている茶葉が踊りだすそうです。踊る時にこの穴が役にたつそうで、急須の中で空気とお湯の対流が起こり、お茶葉がゆっくり開き、おいしいお茶を淹れることができるのです。
ところで、お茶の葉作りをしたことがありますか?。私は子供の頃、父について近所のおばさんと近くの山の茶畑にお茶の葉を摘みに行きました。それを、庭先にある、おくどで蒸して、蒸しあがった茶の葉を少しさまして、筵(むしろ)の上で手もみし、しっかりと乾かして、茶箱に入れて保存し、普段はそれをいただいていました。今みたいに『銘茶』と云われる高級なお茶などなく、田舎ではそれぞれが自家製のお茶を飲んでいた記憶があります。今もこの時に使っていた、鉄釜があります。さて、これから先、倉庫に入れたままの、鉄釜を、いかように使ったらいいものかと思っています。


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