2017年 10月 5日 (木)
緑色の硯(1)
先日、写経(法華経の)する、機会がありました。父から戴いた、薄い緑色の硯を始めて使いました。手にすると「ズッシリ!」重く、水を入れて墨(普段使っている墨)をするととても軽くまろやかに磨れ、少量の水で濃いとてもいい感じの(和紙・半紙に一筆入れても全くにじまない)墨に仕上がりました。
今までこんなにいい感じに磨り上った墨に、また、墨を磨る硯に出会ったことチョット感動しました。普段お寺では、父が学生時代に買い求めた、硯と表具師に作ってもらった年季の入った硯箱を使っています。
字は下手ですが、今回の墨で描いた字は中々いい感じでした。(自己満足)
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