住職のブログ

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2017年 4月 23日 (日)

二分の一


二分の一と聞いて何を思い浮かべますか?
子どもが小学生の時に初めて聞きました。
それは、二分の一成人式と云うもので、10歳を迎える子どもたちにお祝いをすると云う式でしたが、小学校の授業時間の中での催し、子が親への感謝の作文・親が子への手紙、それとプレゼントを渡すようなものだったと覚えています。
今、それが全国的に広がっているようですが、二分に一成人式をする事に、先生方や父母の間で異論も出ているそうです。
じつは、これの変型判を耳にしました。先日家内と立ち寄ったスイーツ店で、赤ちゃんを抱っこしたお母さんが、誕生祝いのケーキを買い求めていました。とても、人懐っこく、すこし小さめの可愛い赤ちゃんで、お母さんに「初誕生のお祝いですか?」と、聞くと「いいえ、二分の一の誕生祝いのケーキです」との返事。生れて半年でこのようなお祝いをする事が若いお母さんたちの間でいま流行っているそうで、親が家族が赤ちゃんの成長を祝い楽しむ、素晴らしい事ですね。しかし二分の一とは驚きました。
私はよく云いますが、誕生日とは自分を生んでくれた両親に感謝する日、夫婦であれば、それぞれの親に感謝する日でもあり、一年の厄を払い、迎える一年間の多幸を願う日です。一人身でも是非して下さい。とても大切な事です。


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