頭から離れない詩　その２

『道程』『草枕』以外にもいくつかの詩を思い出すことがあります。
また皆様も大切にされている「座右の銘」などもあると思います。
私たちは、人生の中で多くの方に出合い、なにがしらの影響を受け、また多くの書物や古の教えなどから色々なものを学び取り、それが人生を左右する事もあると思います。
先人の方々の多くの教示や、巡り合った良き師・友の教えや導きも自分自身を育てる大きな力になったこともあるのではないでしょうか。有り難い事です。
良き言葉や教えなど、その時々に応じて心の中や頭の中に響きいつまでも残っていて、自分の体験・経験・年齢で顕れて思いだし、それを読み返したり、かみ締めたりして人生経験と相重なり良き導きをいただけるものと思います。
中学生の時、たしか国語の先生が（この詩を黒板に書かれた先生と思います）よき書物を出来るだけ多く読みなさい。自分に不要な事、役にたたない事と思うものでも出来るだけしておきなさい。それが大人になり、人生のある時に役に立ってくれますよ。そして、それが出来るのは中学生の時だけですよ。と教えて頂いた事を思い出しました。