人形供養　２５年度

今年度の『人形供養法要』を昨日奉修し、雛人形や五月人形をはじめ大小色々な人形５００体余り、結納品・お札・お守り、古い写真等々たくさんの品々が御宝前の前に奉安されました。
１１時の供養法要では、人形たちに感謝を込めご参詣の方々が読経・焼香されました。諸事都合でこの時間に合わせておいで頂けなかった方々は、その都度お線香をあげ手を合わせていただきました。
昔から人形は、その人形をいただいた方の「厄よけ・災い除け・身代わり」になると云われています。また、家の新築祝いなどで戴いた人形・置物などは「家の災い除け・魔除け・家守り・・・」等になる事もあると云われています。お土産で戴いた人形、子供がとても大切にしていた人形など、かなりの思いが入っていることもあります。それぞれやはりきちんとされることにこしたことはないと思います。
当寺では、年一度ですがこの人形供養を奉修し、御宝前の前にて一週間（堂内はどなたも入れません）法味を上げた後お焚き上げ（行政指導に従ったかたちで）その後二週間は塔婆にて供養、２１日間の願ほどきをして浄化させていただいています。