施餓鬼のぼり旗

昨年同様今年も『施餓鬼のぼり旗』を７日の迎え盆より１５日の送り盆まで掲げます。この旗を目印に有縁・無縁の諸精霊が集まり、お盆の施餓鬼供養で法華経の法味を拝し成仏の功徳を戴くそうです。
こののぼり旗に使った青竹、今日で一週間になりますが先日の細工のお蔭かいまだに笹がほとんど枯れず青みをもっています。水揚げ成功の様です。
ところで、地鎮祭などで青竹が使われますが、これは青竹にある清浄力・不浄を除き清浄な場所にする。成長力・わずかな期間で大きくなる。生命力・風雨に耐え真っ直ぐに育つ。みずみずしい青さを保つ等々・・・。このような竹の神秘的な存在が日本人の心と結びついて色々な祭事に使われるようになったのではないでしょうか。