住職のブログ

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2012年 8月 12日 (日)

ほおずき


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お盆に欠かせないお供え?お飾り?に「ほおずき」があります。
ほおずきを漢字で書くと『鬼灯』とも『酸漿』とも書きます。お盆の時期に合わせると『鬼灯』の方がしっくりきそうです。
ところでなぜお盆に鬼灯をお供え・飾るのかと云うと私もはっきりしたことは知りません。鬼灯は、夏のこの時期に取れるお盆花とも云われます。仏壇やお墓にお供え・飾ると丁度赤い灯りをともしているようにも見えます。また、聞くところによると『鬼』の文字には『霊』の意味があるそうです。お盆に亡くなられた仏さんが帰ってその道しるべになるそうです。
仏壇にヒモに通した鬼灯がいくつも下げてあるといかにも灯りをともしているようにも見えます。
また、鬼灯には魔除けの意味もあるそうです。地域によっては玄関先に飾られるところもあるそうです。
古来からの習わしの一つ、先祖を亡き人をお盆に迎え供養するとてもいい日本人の習慣のではないでしょうか。


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