2011年 5月 9日 (月)
人形供養(2)
今年の人形供養には、夕方までに人形・ぬいぐるみ約700体余り、その他写真・結納品・額・お札お守りなどなどが持ち込まれました。
午前11時の読経の時間に合わせて、お人形等を持参された方々皆さんにお焼香をしていただき、手を合わせ感謝とお礼を伝えて頂きました。
参詣者の中には、少し涙ぐむ方もおられ、このようにお経上げて頂いて本当に良かったと喜んでいただきました。
少なからず思い出のある品々、捨てるに捨てられない品々、この人形供養を通して、思いや念を21日間かけて浄化させていただきます。
私は、私たちの生活の中で使った品々に対し最後に捨てる時『今日まで有難うございました』と一言云って捨てるようにしています。
例えば「くつ」一つにしても、我が足を色々な危険なものから守ってくれているのだから、その靴がすり減り破れたら「今日まで足を守ってくれてありがとう」と云って捨てなさいと、子供たちにもそうするように教えています。
今日、色々なものが有り余っている時代、モノに感謝することを忘れてしまっているようです。私達大人が手本となりもう少しモノに感謝すること、手を合わすことを子供たちに教えて行かなければいけないと思います。
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