彼岸施餓鬼法要

お彼岸のお中日の２１日に「彼岸施餓鬼法要」を勤めました。例年、春の彼岸は必ずと言っていいほど雨になります。今年も残念と云うか、やはりと云うかそれもお中日に雨となりました。小雨でしたが、法要に参列される方にとっては、足元も悪く嫌な雨となったかもしれません。
今年の彼岸法要は参拝者の方々と共に、先日発生いたしました「東日本大震災」で亡くなられた方々の追善供養を合わせて勤めさせていただきました。たぶん日本中のお寺さんがお彼岸法要に併せて犠牲者の方々の追善供養をされたことと思います。また、世界各地でも亡くなられた方のための追悼の式典をされていると報道されていました。本当に有り難いことと思います。
法要のあとで、外国では今回の大惨事が起きた日本で略奪や暴動が何故起きないのか、ととても不思議に思っている事、その日本を称賛する声が上がっていると云う事についてお話をし、日本人の素晴らしさ、外国の人には真似の出来ないものを持っている事、そして、今、私たちが日本人として忘れかけているものを思いだし、私たちが今何をすべきかを考えないといけないとお話ししました。