2010年 6月 1日 (火)
アマガエルもお経をあげる?
毎朝の日課、本堂でのお勤め(お経を上げる)の後、本堂玄関前の境内に建立(平成20年7月)した『妙法寺永代納骨塔(供養墓)』にご回向(納骨のご尊霊にお経をあげ供養する)しています。昨日と今日、お客さんが来られていました。それは、供養塔前にある花立に立てている花の中、幹と葉っぱの境目に見つからないように隠れている「アマガエル」です。
私が供養塔でお経を上げ始めると、かなり大きな声で「クワッ・クワッ・クワッ・・・」と一緒に鳴き始めます。そして、お経を上げるのやめると鳴くのをやめます。同じことが、2日続けてありました。私は、てっきりお経を一緒に上げているのだと思いました。現場写真をと思い、慌てて自宅からカメラを手に戻ってみると、危険を察したのか(別に危険では無いと思うのですが?)写真を撮られるのを嫌がったのか、それとも、お経が終わり住処に戻ったのか、姿を消していました。
ふと、小僧時代先輩の法話に「お釈迦様のお話を聴いていたカエル」の話を思い出しました。私のお経を聴き、共に唱えたアマガエル、明日も来てくれれば・・・。
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