2010年 5月 11日 (火)
22年度 人形供養奉修
先日9日(日)人形供養法要を開催しました。以前から、何件もの問い合わせもあり、その方々をはじめ朝早く(受付開始10時ですが、9時過ぎに持ち込まれ)から人形を持ち込まれる方で午前中はとても混雑しました。夕方4時過ぎまで、600体余りの人形のほか、結納品、思い出や思いのこもった写真、額、子供のお宮参りの服など・・・で、ご宝前の前はいっぱいになりました。今年で正式に『人形供養』としてご案内を始めてから7回目となります。佐伯市内の多くの方にこの供養が少しずつですが知られて来ている様で、年間を通して問い合わせがあり、有り難く思っています。しかし当寺の人形供養は、年一回だけの供養で、多くの思いのこもった品々に対して21日間に渡る供養(三・七、21日間の願掛けの反対の意味で21日間の願ほどき)をします。始めの一週間は、本堂を施錠し誰一人入れません。それは、本堂での供養の最中(2〜3日間は特に)「人の気配・声・ざわめき・・・」などが、とても強く感じられます。それだけの「感謝・思い・念」が集まった状態ですので、お経を上げる私自身もも心して勤めています。また、それだけ重要で大切な供養だと思っています。
|