2010年 4月 4日 (日)
六十六回忌
昨日、伊予松山にて伯父(英霊)の六十六回忌法要を勤めてきました。伯父は父の実兄で昭和20年8月16日(終戦の翌日)中国東安省勃林県桃・・(正式地名が判りません)で奥(伯母)さんと2人幼子を残して戦死されたそうです。その伯母と長男・長女のそれぞれの家族が集まり今回のご法事となった訳です。伯母は96歳の高齢ですが、顔色も良く食欲もあり、身体の方は歳相応ですが元気にしています。私の父が元気の時は、とても親しみを持って「平井の姉さん・平井の姉さん」と苗字とは違う呼び名で呼んでいて(父の兄弟・姉妹も皆そう云っていました)私はいつも不思議に思いつつ、年に1〜2回は顔を見に行っていました。父が他界した後、私達夫婦も松山を故郷(父の生まれ故郷)と思って顔を見に行っています。当地ではあまり六十六回忌の法事は勤めませんが、松山では普通にされているようです。今日の日本の幸せがあるのは、戦争で他界された多くの方々がいればこそだと思います。その方々の六十六回忌、大切なお供養と思います。共にお勤めできたことに深く感謝いたします。
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