仮納骨より永代供養塔へ

檀家のＷ様の実弟Ｔさんが奈良県で他界されてからまる一年。今日、一周忌法要を勤めました。奈良よりご遺骨を持ち帰り、お寺の堂内の脇堂（位牌　納骨堂）に一年間仮納骨していました。今日の一周忌に合わせて、『妙法寺永代供養塔』へ納骨することになり、一周忌の供養の後、脇堂にての法味言上、供養塔での納骨式と、滞り無くお勤めさせて頂きました。Ｗ様は、実の弟さんを亡くされた当初は、かなり気落ちされていました。毎月のお参り（ご自宅でのご回向）とお寺の遺骨へ故人の大好きだった焼酎を手にお参りされていました。一年をかけて気持ちの整理をされたのではないでしょうか。今日の納骨式を期に、あらたな気持ちで一歩、歩まれる事と思います。Ｗ様ご夫婦は、ご自分達もいずれは、この供養塔でお世話になりたいと言っておられました。
写真は納骨式の後、『供養塔』裏側にある『永代納骨尊霊霊標』に法名（戒名）を彫りこんだ石のプレートを納めるところです。ご遺骨と法名板は遺族の方自ら納めていただいています。