祖父の思い出

今日は私の祖父の９回目の祥月命日です。
私が小さい時には兄ばかりを可愛がる人で小さいながら「じいちゃんはすかん「嫌い）！」と思っていました。それがお寺に嫁いだ頃から、私にも優しくなって・・・。今頃の時期にはひ孫３人に１パックずつ苺を買ってきてくれたり、お年玉を誰より先に持ってきてくれたり、あの頃のじいちゃんからは想像できないほど、よくしてくれてました。
今思えば、先代（恵光上人）が月参りに行って優しい言葉をかけてくれるのが嬉しくて、大好きで・・・、だからひ孫にその嬉しさを自分の出来る形で返してくれていたのでしょう。
祖父が亡くなる前も「わしのことは、和尚さんに全部任せる！」と病院のベッドで言ってました。今となっては任されたえこう恵光上人も祖父と同じところですので、後を継ぐ私に任せてもらわんと！と、実家に行き、ご本尊様に手を合わせ、じいちゃんのお位牌に手を合わせて来たところです。
実家はもともと法華宗ではなかったのですが、２３年前に亡くなった祖母の枕経（恵光上人の丁寧な枕経）に感動して、祖父が改宗しました。
それが主人と私のスタート地点になったのです。
法華経が結んでくれた最高の縁！！です。
じいちゃん、ありがとう！という気持ちの今日です。